GENIC 金谷鞠杏&宇井優良梨【Pick Up Interview】

2025年にデビュー5周年を迎えた、男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICが、結成からの“軌跡”と“成長”をたどることができる2枚組ベストアルバム『CIRCLE -BEST of GENIC-』をリリース。
メンバーの金谷鞠杏さん、宇井優良梨さんにこのアルバムについて、5周年を迎えた今のGENIC、こだわりのメイクと溺愛コスメについてたっぷりお聞きしました♪

<プロフィール>
メンバーは右から、宇井優良梨(うい ゆらり 2004年12月26日、愛知県出身)、西本茉生(にしもと まいき 1998年10月19日、岡山県出身)、雨宮 翔(あめみや かける 2001円8月9日、神奈川県出身)、増子敦貴(ましこ あつき 2000年1月5日、福島県出身)、西澤 呈(にしざわ じょう 2003年2月28日、神奈川県出身)、金谷鞠杏(かねや まりあ 2001年12月31日、秋田県出身)、小池竜暉(こいけ りゅうき 2000年8月11日、群馬県出身)。
avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て、2020年5月27日アルバム『GENEX』でCDデビュー。
2024年春にリリースした3枚目のアルバム『N_G』ではオリジンデイリーアルバムランキング1位を獲得。2026年のツアー『GENIC LIVE TOUR 2026』は、グループ過去最大規模の9都市13公演。https://avex.jp/genic/

金谷鞠杏(かねや まりあ)
宇井優良梨(うい ゆらり)

男女7人による多彩な声の組み合わせと幅広い音楽性がGENICの魅力

――2020年5月にCDデビューしてから、5年以上が経ちました。7人グループで女性は金谷さんと宇井さんの2人ですが、関係性は変わってきましたか?

宇井「デビュー当時、私は15歳。3人きょうだいの一番年上で育ってきたので、それまで年下という立ち位置になったことがなかったんです。鞠杏ちゃんは3つ年上で最初は『お姉ちゃんみたいな感じなのかな』と思っていたんですけど、一緒に過ごしてみるとちょっと抜けてたり、ツッコミどころが満載だったり……」

金谷「いいよ、ポンコツって言っても(笑)」

宇井「いやいや!(笑) 最近では『こういうときは鞠杏ちゃんを頼ろう』、逆に『こういうときは自分がサポートしよう』とそれぞれの役割がわかってきました」

金谷「2023年後半くらいから2人でカフェに行ったりもするようになったし、深い話もするようになったよね。親密になったことが、作品にもポジティブに反映されるようになったと思います」

――デビュー当時、取材をさせていただいたことがありますが、メンバー7人きょうだいのように仲が良くて……。今回のベストアルバム『CIRCLE -BEST of GENIC-』を通して聴くと、どの曲も女性ボーカルと男性ボーカルのバランスがよく、耳にすんなり入ってきて心地いいです。グループ内の良い関係性が現れているように思いました。

金谷「ありがとうございます! メンバー全員『仲がいい』と、よく言われます。あとは『男女混合グループってどんな空気?』と聞かれることも。もう7人でいると動物園みたいな感じですよ(笑)」

宇井「私はグループ最年少ではあるんですが、意見を言ったときもメンバー全員『年下が言っている』という目線ではなく、平等に見てくれるのがありがたいですね。だから『年下だから遠慮する』という感覚はないです」

――メンバー全員、楽曲作りに参加されていますが、多くの楽曲に小池竜暉さん、西澤 呈さんがクレジットされていますね。

金谷「竜暉くんはアイドルオタクで、他のアイドルやアーティストの方々に楽曲を提供したりしていますが、バンドサウンドも好きなんです。呈くんは自身のプロジェクトでDJとしても活動していて、EDMやR&Bが好き。時にはカントリーサウンドも取り入れたりして、海外の流行にも敏感です。2人がそれぞれ持ってきたいろんなサウンドをGENICに落とし込んでくれて、本当に幅広い音楽性になっていると思います。2人がモメているところなんて一度も見たことがないし、ふと見たら2人がパソコンで作業しているのが日常です」

宇井「GENICは男女7人のボーカリストがいるので、ユニットの組み合わせが幅広くできるのも強みです。曲によって『同じグループかな?』って思うくらい曲調が違うのも魅力だと思っています」

――お2人は今後はどんなふうに楽曲作りに携わっていこうと思われますか?

金谷「私は悔しい思いをするとエネルギーが高まるタイプで、そういう気持ちを感じたときは言葉にしてメモしています。ラップパートを書いて、竜暉くんや呈くんに見てもらったりもしていますが、今はまだ勉強中で。グループ内の立ち位置で言うと、私はサポーター的な感じなのかな。グループ内の作業や空気感、いろんな場面の“足りないところ”に入って調整していく役割だと思っています」

宇井「わかる! 鞠杏ちゃんは本当にまわりをよく見ている。ふとしたときの細やかな気遣いに救われています」

金谷「ありがとうございます!」

宇井「今回ベストアルバムの中に入っている曲では『FUN! FUN! FUN!』の作詞に携わらせていただいているのですが、このときは普段から書き溜めているメモ書きから、曲の雰囲気に合うものをチョイスして自分の中で広げてストーリーを作ったりしていました。これからも少しずつ参加していきたいと思っています」

それぞれが選んだ推し曲をソロセルフカバーしたスペシャルメドレーも収録

――現在までにリリースされたアルバムのタイトルが『GENIC』『Ever Yours』『N_G』『if』で、今回のベストアルバムが『CIRCLE -BEST of GENIC-』。タイトルの頭文字をつなげると『GENIC』になりますね。このタイトルはどうやって決まったのですか?

金谷「”C”から始まる単語で、メンバーみんなで決めました」

――収録曲の選曲についてはどうでしたか?

金谷「5年間にリリースされた楽曲の中から、メンバーそれぞれが『これが推しです!』という曲を選んだのと、ライブに来てくださったファンの方々に好きな曲を投票していただいたものやYouTubeや配信での再生回数が多いものを参考にしたりして、決めた収録曲になります」

――ファンの方々の人気曲はどの曲でしたか?

宇井「アニメ『フルーツバスケット The Final』エンディングテーマとなった『春うらら』、あと『夏恋』などは人気が高いと思います。アニメからGENICを知ってくださった方も多いですね」

――そしてディスク2のラストには『GENIC 5th Anniversary Medley』として、GENICの楽曲からメンバーそれぞれが楽曲をセレクトし、再レコーディングしたソロセルフカバー曲をメドレーにしたものが入っていますね。金谷さんは『Flavor』を選ばれていますね。

金谷「この曲は自分たちにとってのターニングポイントとなった曲だと思っています。配信リリースされた2023年2月頃は、『もっとGENICを大きくしたい!』という思いもありながら、『もっと慎重にいくべきでは?』という意見もあって、葛藤していた時期。そのギャップみたいなものがエネルギーになったような曲で、初めて聞いたときは曲を作った竜暉くんと呈くんそれぞれに『この曲はヤバイ!』とメッセージを送ったくらい。あとから聞いたら、他のメンバーも全員同じような感想を送っていたみたいで(笑)。そのときのことを思い出しながら、結構長い期間練習してレコーディングに挑みました。今自分が出せる歌唱力のスキルをぶつけた時間になったと思います」

――宇井さんは『Aventure』を再レコーディングしてみていかがでしたか?

宇井「早口のラップパートもあるし、声色を使い分けなくちゃならないところもあっていろいろな要素が詰まった曲。でも本当にカッコいいし、表現の幅を広げるべくがんばりました。メドレーラストにはメンバー全員で歌った『Supersonic✖️Maison Genic』が入っていて、この曲でディスクを締めくくっているので楽しんでいただければうれしいです」

――そして『Bup(美アップ)』は美容・メイク・コスメ情報が掲載された雑誌なのですが、お2人ともメイクがお好きとお聞きしました。最近のこだわりを教えていただけますか?

宇井「いつも2人でコスメの情報交換をしています」

金谷「ゆらちゃんはすごくこだわりもあるし、研究熱心だから頼りになります」

金谷鞠杏さんのMy Boom
※本人私物
右・シャネル レ・キャトル オンブル ブトン 229 ブトンスティール、左・シャネル ル ルージュ デュオ ウルトラ トゥニュ 196 レッド ブラウン

シャネルが大好きなんです。アイシャドウは一見チャンレンジングなカラーもあるように見えるんですが、どのカラーも肌馴染みがよくて使いやすいんです。ブルーはニュアンスに、ゴールドは目頭に使ったりしています。このグロスはマット目でとにかく落ちない。飲み物を飲んでも、汗かいても落ちないんです。普段は指先に取って、ポンポンと唇にのせて使っています。

宇井「私の最近のこだわりは“まつ毛”です。ビューラーで根本からグイッと上げて、マスカラ下地を2種類重ねて、マスカラは乾かして塗ることを繰り返してピンセットで束ねます。束は上まつ毛が7本、下まつ毛が6本って決めています。目尻に部分まつ毛をつけるときは違ってくるんですけど。まつ毛だけでだいたい30分くらいかけてます」

宇井優良梨さんのMy Boom
※本人私物
上・ペリペラGリップグロス 09 グロウ オン ユー
下・ペリペラGリップグロス 02 エッジヌード

撮影のある日は下に別のマットなグロスを塗ってから、その次に09で赤みを足して、そして02を重ねてヌーディに仕上げます。つける日の“落ちたくない度”にもよるんですが、ティッシュでオフしてグロスをつけて、をだいたい5回繰り返しています。重ねるほどに定着するんです。

金谷「猫目なので、目の形を生かしたアイメイクを研究しています。あとチークも好きなのでとりあえずはいろんなコスメを試してみて、どんなメイクが似合うかを発見したいなと思っています。眉毛はもともと濃いので自眉を生かすメイクをしています」

――2025年11月には日本武道館公演を成功させて、2026年は4月10日のグランキューブ大阪を皮切りに、グループ過去最大規模の9都市13公演の全国ホールツアーがスタートしますね。

宇井「まだ詳しい内容は決まっていませんが、私たちも今からとても楽しみにしています」

金谷「ベストアルバムからもたくさん披露されると思いますので、聴きながら待っていてください! 全国の会場で、みなさんにお会いできればうれしいです!」

『CIRCLE -BEST of GENIC-』
12月24日発売 avex trax 

¥14,960円【初回生産限定盤 2CD+2Blu-ray・DVD】
¥4,730円【通常盤 2CD】

取材・文/山西裕美(ヒストリアル)

TwitterでシェアPinterestでシェア